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インクジェットとレーザープリンターについて

【インクジェットプリンター】

インクジェットプリンター(inkjet printer)とは、インクを微滴化し被印字媒体に対し、その名の通り直接吹き付ける方式を用いた印刷機のこと。

インクの種類やインクを噴きつける方式はメーカーによって様々ありますが、インクに圧力や熱を加えて「微粒子」に変えることで噴きつけによる印刷を実現しています。

【レーザープリンター】

レーザープリンター (laser printer)は、レーザーによる感光を印刷に利用する印刷機のこと。

コンピュータから送られた印刷イメージデータを内部で展開し、イメージを帯電された感光体(多くはドラム方)にレーザー等の光源を照射し、その部位の電圧を変化させます。感光体の照射された部分にトナー静電気の力で付着します。感光体上に出来たトナーの電気的な潜在画像は、感光体とは逆の電圧(電位)がかかっている転写ロールにより用紙に転写されます。その後、定着ローラーの熱と圧力によって用紙上にトナーを定着させ、紙の上に印刷結果が得られるという原理になっています。

【それぞれの違い】

・速さ

一般的にレーザープリンターは印刷速度が速いといわれています。

・再現性

インクジェットは直接インクを吹き付ける方式なので再現性が高いといえるでしょう。

レーザープリンターについては繊細な色の再現性は高いとはいえませんがトナーの定着性が高いことから滲みは少ないです。

・コスト

相対的に見てインクジェットのほうが安いといえます。

本体価格も家庭用であれば1万円程度から購入できます。

レーザープリンターは本体価格が高く、印刷に必要なトナーや部品が高くなります。

家庭で行う少量の印刷ではインクジェットプリンターがお安くなります。

ただし大量印刷の場合はレーザープリンターのほうが1枚あたりの印刷単価は安くなります。

それぞれメリット・デメリットがあります。

​何を印刷するかにより、同印刷したいかによりどちらのプリンターを使用するのが良いかは変わってきます。